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令和4年産業建設常任委員会 本文 2022-06-21

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  1. 小松島市議会 2022-06-21
    令和4年産業建設常任委員会 本文 2022-06-21


    取得元: 小松島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    2022年06月21日:令和4年産業建設常任委員会 本文                        [開会 午前10時00分]  -委員長開会宣告から議案説明まで省略- ◎ 出口委員長  以上で議案の説明は終わりました。  これより,議案第51号に対する質疑に入ります。  質疑はございませんか。 ◎ 井村委員  質疑というのではないんですけど,安全対策でグレーチングを追加するというのは了解したんですけれども,すみません,1点,最初に言うてくれた完成のめど,めどの日程,ちょっともう一度教えてください。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  本工事の完了のめどは工期どおり,7月末をもって竣工する予定でございます。 ◎ 井村委員  ありがとうございます。それと関連してなんですけれども,委員長,関連してもよろしいですか。 ◎ 出口委員長  この工事の関連ですか。 ◎ 井村委員  この工事でなしに,この4ページの地図になっている隣の日の出内水ポンプ場のことなんですけど。 ◎ 出口委員長  それでは,その他で。 ◎ 井村委員  その他でよろしいですか。
    ◎ 出口委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  質疑なしと認めます。  よって,質疑を終結いたします。  これより,討論に入ります。  討論はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  討論なしと認めます。  よって,討論を終結いたします。  これより,採決いたします。  議案第51号 工事請負契約の変更について(和田島ポンプ場建設工事その2)を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第51号について,原案のとおり決することに御異議ございませんか。                        (「異議なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  御異議なしと認めます。  よって,議案第51号については,原案のとおり可決すべきものと決しました。  以上で,本委員会に付託されました事件は,全て議了いたしました。  次に,当局より,報告第4号について説明願います。  -報告についての説明省略- ◎ 出口委員長  以上で,報告第4号に関する説明は終わりました。  ただいまの報告について,何か御意見はございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  ないようでございますので,ここで行政から3件の報告事項がございます。  まず,まちづくり推進課より報告願います。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  タブレットファイルナンバー240をお開きください。  小松島市の汚水処理基本構想見直しについて,市の方針について御説明させていただきます。本市の汚水処理計画は平成22年度に小松島汚水処理基本構想を策定し,その5年後の平成27年度に小松島汚水処理基本構想見直しを行い,現計画としております。現計画では,市街化区域のうち481ヘクタールにつきまして,集合処理である公共下水道事業で,それ以外の区域につきましては,個人設置合併浄化槽を設置する計画としております。図1にある赤枠で囲った範囲が公共下水道事業計画している481ヘクタールに該当する区域です。なお,本計画はとくしま生活排水処理構想2017で令和17年度を目標年次とした計画としても位置づけられております。  なお,徳島県において,令和4年度末にとくしま生活排水処理構想見直しを行う予定であるため,それに合わせ,本市の汚水処理基本構想見直しを行っているところでございます。  公共下水道事業の位置づけでございますが,近年の厳しい財政状況人口減少傾向の加速を含む社会情勢の変化等の多くの課題を踏まえた上で汚水処理方針の検討を行っております。  資料の2ページをお開きください。  現在,公共下水道計画区域における今後の汚水処理方針について,公共下水道事業個人設置型浄化槽につきまして,比較検討をいたしました。参考として,市町村設置型浄化槽事業につきましてもお示ししております。初期建設費用でございますが,下水道事業では総投資額159億2,700万円,うち市負担額は79億6,400万円となります。個人設置型浄化槽は,原則個別に設置していただき,市が補助金を支給するといった流れでございまして,総投資額86億2,200万円,うち市負担額は13億8,000万円となります。  維持管理でございますが,公共下水道事業における処理場管理小松島市が行い,放流水質は安定いたします。ただ,接続率が高率となるほど1世帯当たり管理費用も安価となりますが,1ページ目の表1にお示しいたしておりますが,現時点における合併浄化槽普及率が38.7%となっており,この方たちの速やかな公共下水道の接続は困難であろうし,単独浄化槽設置世帯につきましても,県内他市町の接続状況を鑑みますと,積極的な接続が見込みにくいものと考えられます。  公共下水道事業では,長期の整備期間となりますが,整備に伴う財政負担を考えますと,別途予定しております大型公共事業への影響も考えられるところでございます。また,整備期間が長期になりますことより,整備期間中においても,当然ながら,住宅を新築し,合併浄化槽を設置する市民も予想され,なおのこと接続率の向上は厳しくなるものと考えられます。  以上のような理由により,小松島市における汚水処理につきましては,市内全域について合併浄化槽によるものとして素案を取りまとめたいと考えております。  資料1ページ目に戻っていただけますでしょうか。  右下の工程表を御覧ください。今後の予定でございますが,本構想を取りまとめるに当たり,徳島県と内容について協議が整い次第,素案を取りまとめ,市民に向けてパブリックコメントを行い,本構想の策定につなげたいと考えております。委員各位におかれましては,御理解,御協力,よろしくお願いいたします。 ◎ 出口委員長  以上で報告は終わりました。  ただいまの報告について,何か御意見,御質問はございますか。 ◎ 井村委員  基本的には私も合併浄化槽で進めたらいいというのは思っていたので,基本的にはもうこの今の報告で賛成なんですけど。よく聞かれるのは,徳島県の下水道設置率全国ワースト,沖縄県が最下位で,徳島県がブービーだったのが,沖縄県が上がって,今徳島県が最下位というのをよく報道されますよね。小松島市がこれをやっても,国がどっちでも進めてもいいですよと言うてくれなんだら,やっぱり私は小松島市はこれでいいと思うんやけど,いつまでたっても,徳島県の下水道普及率最下位ですというのを報道されるのがちょっと引っかかるんやけど,もうそれは国は言わんようになるのかな,どんなんかなというのをちょっと教えてください。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  本構想の内容でございますが,国,県とも協議いたしまして,今後やっぱり接続率が低いということが見えておりますので,国,県のほうからも今回の見直しでちょっと考えたらどうでしょうかということも言われております。また,公共下水道につきましては,平成26年に今後10年ぐらいでできるような内容で計画を立てなさいということで,前回の構想のときにも720ヘクタールから481ヘクタールに減じたという経緯もありまして,令和8年末ぐらいをめどにできるような内容で報告しなさいということを言われておりまして,完了の見込みがないのであれば,今回の構想見直しに合わせて,もうやめたらどうでしょうかという意見をいただいております。 ◎ 井村委員  だと思います。もう先に整備して配管してそこにつないでくださいと言うたって,つないでくれる家が既に合併浄化槽整備をされとるのに,そこ,つなぐというようにはならんだろうし,はい,分かりました。 ◎ 出口委員長  ほかに御意見ございますか。 ◎ 池渕委員  前の縮小したときも聞いたかもわからんのですけど,先行投資した汚水管が1本,億余りのがあったと思うんですけど,これはどういう取扱いにしていただけるみたいな話ってあるのか。例えば,このときに財源に投資したものは返還しなければならないよとか,ブツ自身はそのまま埋設しとくのでオーケーなのか,他種目利用が可能とはちょっと思えんのやけど,可能なのかとか,そのあたり,どういうふうに今後捉えとるのかだけ教えていただけますか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  現在一部汚水管が埋設しておるところなんですが,その内容につきましても,国,県からちょっと指摘を受けておりまして,今後有効活用するようにということで,雨水の貯留管として使う方向で,国,県と今調整を行っております。恐らく雨水の貯留管として使うということで,補助金の返還はないものと現時点では考えております。 ◎ 池渕委員  どれぐらいの立米数があれば取れるのか。径が300ぐらいでなかったのか。300で1キロ,何かそのあたり,ちょっともし分かるんだったら,教えてもらえますか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  径は700でございます。延長が,ちょっと距離が定かでないんですが,金磯の南の端の辺りから,芝生川渡って県道までで1.数キロだったと記憶しております。その程度でございます。 ◎ 池渕委員  今のお話だったら,それぐらいやったらそこらのいわゆる貯留管という取扱いにするための整備というのは,さらに追加整備が必要になるということですか。例えば,具体的にどんな整備を考えて,県に打診しているみたいなのがあったら教えていただけますか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  今の時点でマンホールも何か所か設置しておりまして,そのマンホールマンホールポンプといいまして,マンホールに合ったようなポンプがあるんですが,それを据えつけてある程度雨を貯めて,雨が上がったあたりで外に出すというような貯留管のような形で今,県と調整を行っております。 ◎ 出口委員長  ほかにございますか。 ◎ 松下委員  ちょっと教えてください。このピンクのほうの個人設置型でいかれるというふうなところだと思うんですけど,この基本構想が期間が定められて,たちまちはこの補助を国,県,市と合計で40%ですか,この期間だけを取りあえず見ているんですかね。たちまちこれは10年して,また見直しになって,今までは補助金ありますよと,これからはもうなくなる可能性もあるという認識でいいんですか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  今現在,国,県,市で補助金個人に負担しておりまして,少なくともこの補助金は継続する必要があると考えております。かつ,今後なんですが,公共下水道をやめるということでありますので,補助金の増額を含めて,今後拡充策は考えていく必要があると考えております。 ◎ 松下委員  新築って補助金あるんですか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  現在,新築につきましては,補助金を出しておりませんので,その分を出すかどうかも含めて,また今後検討してまいりたいと考えております。 ◎ 松下委員  このピンクで書いていただいておるこのとおりではないということですか,考えると言うのであれば。このとおりするんではないんですか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  この表につきましては,比較ということで載せさせていただいておりまして,ここでは全世帯がということで,比較をしておりますが,現状はおっしゃるとおり,新築の部分は入っておりませんので,現状とはちょっと数字が違うと考えております。 ◎ 松下委員  これした場合で,この負担額でも書かれているんですけど,多分,戸数掛けることの概算で多分単価掛けて,総投資額とか,それの割合で多分この60%とかで負担額って出とると思うんですけど,財源的にこれするんだったら,どれぐらい持ち出しが増えるとかはあるんですか,市のほうで負担額が。多分,総投資のほうの見込みなので,年度の分じゃないと思うんです。要は,このピンクを選んだ場合,市のほうが毎年かかる経費というのはどれぐらいを大体見込んでおるんですか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  現在,千数百万円,個人設置型浄化槽に市の費用を入れておりますが,新築部分も含めますと,恐らく倍程度になるのかなと今の時点では考えております。今後は財政当局とも協議をしながら,範囲が広げられるかどうかについて検討してまいりたいと考えております。 ◎ 松下委員  多分予算は組んでおるけど,ほとんど今の見解の部分だと消化しよらんから,大体,金額が出てくるんでしょうけど,着工件数掛けることのパーセントを合わせたらね。これって全てをもう対象にするのでいいんですか。構想市内全域で,個人だろうが,法人だろうが,工場だろうが,全部対象で進めていくんですか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  現時点では,全戸という確定ではございませんが,今後検討してまいりたいと考えております。 ◎ 出口委員長  ほかに。 ◎ 井内委員  私も公共下水道よりかは個々に合併処理浄化槽生活排水をするほうがいいのかなというふうに感じておりまして,ただ,公共下水道の事業がなくなって,こういう形式に変わっていく場合に,方向性として,現在は新築は対象にならんと,合併処理浄化槽補助金については。くみ取りから合併へ,単独から合併へ,これはもう当然補助対象になるわけですから,まだ進んでない個々の家庭についても,くみ取りとか単独だけというところの推進について,では公共下水道にこっちに代わって重きを置くんですから,この辺の国,あるいは県,市の補助金あたりを若干増やしても別に問題ないんじゃないかというふうに思うんですが,国の方向性補助金の増額というのは考えてないんですか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  おっしゃるとおり,公共下水道事業をやめるということですので,補助金につきましてはちょっと考える必要があると考えておりますが,現時点では決定しておりません。 ◎ 出口委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  ないようでございますので,まちづくり推進課からの報告は終了いたします。  次に,競輪局より報告願います。 ◯ 尾山競輪局長
     先般6月14日開催の一般質問吉見議員さんの一般質問の際に,競輪従事員OBに対する清掃業務委託料従事員組合に対する委託料に関しまして,1人当たり,1か月当たり業務委託料は幾らほどなのかというような御質問を受けておりました。現在従事員OBは21名在籍しており,令和4年の4月,5月の委託料,約400万円でございますが,それを21で除した数字が約9万5,000円となっております。 ◎ 出口委員長  以上で報告は終わりました。  ただいまの報告について,何か御意見,御質問はございますか。 ◎ 吉見委員長  従事員OBは9万5,000円ですけど,従事員の場合は幾らぐらいになるんでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  従事員会計年度任用職員の単価,報酬ということでございますか。ちょっと今すぐに答えは,それはお持ちしてないんですが,予算書の中の報償額を17名で割ったのが平均,ただ従事員会計年度任用職員に関しましては,当然期末勤勉手当とか通勤手当等々の報償にプラスアルファの手当もございます。 ◎ 吉見委員長  従事員から従事員OBに移る場合は,何か2つぐらい理由があって,それで従事員OBになると,おおむね70歳ぐらいからなるんじゃないかというふうに聞いたんですけど,従事員小松島競輪局にとってはすごい財産だということをお聞きしましたけど,OBもすごい財産なんでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  先般の吉見議員さんの御質問の際にもお答えさせていただいておりますが,その際に,これまでの経験ということで,財産であるということを御答弁させていただいたのは,従事員OBもしかりということで御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員長  従事員の経験とか,そういうことはすごい財産というのは分かるんですけど,従事員OBの場合は仕事が変わりますわね。清掃だけになるんでしょ。そしたらそれも経験とか財産とかいうふうに僕は思わないんですけど,いかがでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  単純労務というような御質問であろうかと思いますが,当然競輪局内には関係者以外が立入りできないところ等々ございますので,そこら辺の清掃もこの従事員組合にはお願いしているということで,窓口業務から清掃業務に変わるというのは重々競輪局としても理解しておりますが,当然一般の人等々の立入りできないところの清掃もお願いしておりますので,そういったことで御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ◎ 吉見委員長  単純作業だから,僕だったら入ってはいけないところとか,そういうのはあるというのは分かるんですけど,それも包括業務に入れれば,従事員OBというのは要らないんじゃないでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  先般の一般質問の際にもお答えさせていただいたかと思いますが,今後包括委託,次のステップになりますか,その次のステップになりますかは,現時点では申せませんが,今後は当然清掃業務包括会社に委託することも念頭に置きながら次の包括業務委託を検討してまいりたいというふうに考えております。 ◎ 吉見委員長  ということは,今21名おるけど,その人が退職,おおむね75歳ぐらいになったら退職すると。それと,個人の都合で退職するというときは補充をしなくて,包括委託のほうに上げていくということでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  当然補充ということは競輪局としても考えておりませんので,先般の答弁の中でもございましたように,従事員組合清掃業務が困難というふうになる場合は,人数的な問題もあるでしょうが,今後包括委託にシフトしていくということも考えております。 ◎ 吉見委員長  従事員が17名おりまして,17名は従業員OBのほうになっていくんでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  これは個人の考え方ということも当然あろうかと思いますが,競輪局としては,全てが全て従事員OBのほうに移行するということは当然,健康の面,価格的な面等々もございますので,そこら辺は各個人の御判断ということで御理解賜りますようよろしくお願いします。 ◎ 吉見委員長  ということは,従事員従事員OBも補充をしなくて,包括のほうに行く予定というんですか,そういうふうに理解していいんでしょうか。 ◯ 尾山競輪局長  おっしゃるとおりでございます。 ◎ 出口委員長  ほかに御意見ございますか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  それでは,ないようでございますので,競輪局からの報告は終了いたします。  次に,都市整備課より報告願います。 ◯ 花岡都市整備課長  タブレットファイルナンバー241,市道田浦23号線工事の資料をお願いいたします。  資料の左側に記載しております工事概要,平面図に関しては御覧のとおりでございまして,真ん中に工事施工の流れを記載しておりますが,本工事から土工施工,その後,構造物を施工し,本来であれば路床安定処理を施工する前に六価クロムの溶出試験を実施し,その結果をもとに路床安定処理を実施し,その後,表層,路盤施工を行い,工事完成という流れではありました。今回の工事では,その安定処理前の六価クロムの溶出試験を行わずに,実際に施工されました改良土の検査を行い,その結果,その検査結果が基準値以上の溶出量が確認されたものでございます。そのことによりまして,通常では必要のない,右側に書いております,AS路盤掘削処理から路床安定処理,床掘りを行い,その土の土壌調査を行い,産業廃棄物の処理ができる基準の土であるかどうかを確認し,産廃処理を行いました。路床を山土に置き換え,一旦置きまして,先ほどの路床,床掘りの際,路床よりさらに10センチメートル下まで床掘りをし,その土の六価クロムの溶出試験を行い,その結果が令和4年4月11日に環境基準値未満であるとの報告を受けまして安全が確認できましたので,4月28日に表層,路盤施工を行い,現場としては工事が完成をいたしました。併せまして,右上に書いております工事約款に基づきまして,一般的損害というところで,第28条では工事目的物の引渡し前に工事目的物,または工事材料について生じた損害,その他工事の施工に関して生じた損害については,受注者がその費用を負担する。ただし,その損害のうち発注者の責めに帰すべき事由により生じたものについては発注者が負担するとなっており,また補則の第62条第2項においては,法令,小松島市契約規則及びこの規則に定めのない事項については必要に応じて発注者と受注者とが協議をして定めるとなっております。このことによりまして事業者と協議を重ねてまいりましたが,費用負担につきまして合意を得ましたので御報告をさせていただきたいと思います。  まず,今回のこのセメント系固化剤の取扱いにつきましては,この固化剤については数種類あるものの,市が指定した固化剤を事業者が使用したこと,また路床安定処理施工前の溶出試験についても市の指示により行わなかったと,このようなことによりまして,市のほうの責めに帰すべき部分が大きいと判断いたしまして,右側にあります路床安定処理に係る経費,それから安定処理の床掘り,処理剤処理に係る経費については,直接工事にかかった経費については市が負担をするということとして,諸経費については事業者が負担をすると。また,六価クロムの試験結果が出る前に行いました表層路盤施工及びその掘削及び処理費用につきましては,市の指示ができていなかったということもありますが,一応全額事業者が負担をするということで合意をいたしました。今回,本工事費以外に余分にかかった費用に関しましては約350万円でありまして,そのうち250万円を市が,残りの100万円についてを事業者が負担をするということで合意をいたしましたので,御報告をさせていただきたいと思います。都市整備課からは以上でございます。 ◯ 小林都市整備部長  ただいま,担当課長から申し上げましたように,市道田浦23号線道路工事の施工におきまして,環境基準が確保されないまま施工を継続したという不手際がありましたことにつきまして,地域の皆様に多大な御迷惑をおかけしたことについて改めておわび申し上げますとともに,市議会議員の皆様をはじめ,広く市民の皆様に御心配をおかけしましたことにつきまして,この場をお借りいたしましておわび申し上げたいと思います。  それから,私からはこのたびのことを踏まえまして,再発防止に向けた取組につきまして御説明申し上げます。  まず,今回の施工管理における原因といたしましては,発注仕様書の確認不足にあると,私なりに分析いたしておりますことから,このことを踏まえまして,課内での情報の共有のほか,職員の技術力の向上に努め,さらに意識の醸成を徹底することにより,再発防止に取り組んでまいりたいと考えております。今後におきましても,市民に信頼されるよう,高いコンプライアンス意識を持って業務の執行に努めてまいりますので,議員各位におかれましても,今後とも御指導賜りますようよろしくお願いいたします。 ◎ 出口委員長  以上で報告は終わりました。  ただいまの報告について,何か御意見,御質問はございますか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  それでは,ないようでございますので,都市整備課からの報告は終了いたします。  その他,委員の皆様から,所管事項で何か御質問はございますか。 ◎ 井村委員  先ほどの関連で聞きかけたとこなんですけれども,自衛隊のところのポンプ場も7月末の竣工予定で,大変,台風に向けてよかったなと思うんですけれども,日の出内水ポンプ場のほうなんですけど,よく問合せがあるんです。まず,今の進捗状況,ちょっと教えてください。どこまでできておるか,教えてください。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  日の出内水ポンプ場の現在の進捗状況でございますが,ただいまポンプ場本体につきましては機械工事を発注しておりまして,今年度,機械,ポンプ設備一式が設置の予定でございます。あと,もう一つ並行して進んでおりますのが,放流渠工事をしており,ポンプ場から海に向かっての配管を今しておりまして,これにつきましても,本年度末には終わる予定としております。引き続き今年度は集水の管,一般にいう排水路について一部発注する予定でありまして,プラス,ポンプ場の場内整備,外構工事なんかをする予定となっております。このポンプの運転につきましては,今年度末,もしくは来年度の早い時期に運転自体はできるようになるかと考えております。  すみません,流入渠も含めて全ての工事完了する目安は令和6年度を予定しております。一部ポンプ場を運転できるようになった段階で運転をする予定になっております。 ◎ 井村委員  ありがとうございます。令和6年度完了予定ということなんです。これ,どうも地元の人のお話を聞きよったら,そのポンプ場自体より,その周辺の道路整備,もう道の舗装が老朽化してがたがたで,要望的にはポンプ計画的に進んでいるというのは納得してくれておるのやけど,どうもお話を聞くと,道路の舗装を早くしてくれというのが,やっぱりそっちのほうが大きいみたいなんですよ,聞きよったらね。この道路の舗装というのは工事が完了したら大きい車が通るので,道路の舗装は最後と思うよと言うて説明をするんやけど,実際にあそこの工事が終わって,令和6年が完了予定やけど,道路の舗装に入って,実際きれいな舗装で通れるようになるというのはいつ頃になるか分かりますか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  委員御指摘の舗装工事については,いつぐらいに終わりますかという質問なんですが,道路の中に配水管,U型側溝を置いて道路兼用とする予定でございまして,U型側溝を設置した道路につきましては順次舗装も同時にかけていく予定でございますので,流入管全て出来上がった頃には流入管が入っているところは舗装も終わると考えていただいたらと思います。 ◎ 井村委員  その1区間,2区間を配管ができたところごと舗装していく,整備していく,令和6年度,工事が完成するときにはもう舗装も終わっているというような計画というのでよろしいですか。 ◯ 佐藤まちづくり推進課長  雨水管が入った路線につきましては,舗装も終わっていると考えていただいて結構です。 ◎ 井村委員  分かりました。では,大体令和6年度末,令和7年の3月までにはできるということやね。  もう一つ,よく問合せがあるのは,3月にすぐ近くに600人規模の避難タワーができるという計画がありましたよね。そしたら,結局その工事するので,道もまた後回しにされるのと違うかというので,どないなってる,どないなってると言うてよく聞かれるんです。地形的に大きい車は南側から進入するので,ポンプ場の周辺の舗装,道というのはきちっと工事を終わらせて,次の津波避難施設のほうの建設に入るのか,道路のところはできなくて,やっぱり後回しになるのか,ちょっとそこら教えてください。  すみません,ちょっと所管が違うんだろうけど,そういう地元のあれがありますので,それも含めてまず道のほうは先にしていただきたい。もう本当に地元,今までの悲願でやっと,境界立会もできて舗装もできる,地元の悲願らしいので,そこらあたりは地元の意向を踏まえて進めてほしいなと思います。 ◯ 小林都市整備部長  私のほうから少し御説明をさせていただきます。日の出内水ポンプ場につきましては,委員御承知のとおり,今地域の方々の御協力をいただきまして,順調に計画どおり進んでおります。先ほど担当課長が御答弁申し上げましたように,現在令和6年度中の供用開始を目途に順次整備を進めております。今年度にポンプ場の場内整備及び流入渠と言いまして,ポンプ場まで雨水を流し込んでくる管,それを今後発注する予定でございますが,国の予算が,2国債といいまして,国債事業が入っておりますので,2年間にわたって補助金が入ってくる仕組みになっておりますので,2か年かかるということで御理解いただきたいと思います。  それから,舗装工事については,この流入渠の工事,これにかかる実は用地取得も一部ございますので,今,用地取得に向けた交渉を進めているところでございます。用地取得が終わりましたら,工事に順次取りかかってまいります。関連した事業について委員のほうから御発言がありました,避難施設,そこにおいても横断的に協議を進めております。なので,無駄のないように,本事業もしっかりと進めてまいりたいと思います。引き続き,何よりも地域の方々の御理解,御協力がなければ事業って進んでいきませんので,今後とも地域の方々に情報共有しながら取り組んでまいりたいと考えておりますので,今後ともよろしくお願いいたします。 ◎ 井村委員  説明いただきまして,ありがとうございます。計画どおり進みますように,私も説明させていただきます。  委員長,もう一点,よろしいですか。港まつりの入場のことなんですけど,コンビニで入場券,無料で自分で取る,1人4枚までかな。今日開会する前に聞いてたら物すごく好評だということで,あっという間にチケットが売り切れて,普通にサラリーマン,勤めている人がお昼休みにコンビニに行ったらもう取れなかったや言うのでね,聞いたら,それぐらい好評らしいんですけど,そしたら,昨日が3,500枚で,多分恐らく7月5日の10時から1,500枚,これ,3分の1だったらもうそれこそあっという間に10時からもう行列ができるのと違うかなと思うような感じになるんですけど,その後,往復はがきの抽せんもあるんですけど,この総枠7,000人という枠なんですけど,今の野球なり,サッカーなり,この間あった格闘技とかいろいろ見ていますと,そのイベントに対しても入場制限がなくなってきているというこの現状の中で,あえて7,000人という枠で入場規制してする,それが今回これ物すごく好評だとなったら,もうちょっと枠の拡大というのはどうなんですか。やっぱり7,000人でいく予定ですか。 ◯ 内山商工観光課長  入場制限を今回港まつりにつきましては,コロナ対策ということで枠を囲って無料チケットということで考えているところでございます。それについて,他市でありますとか,そういったスポーツの関連で,そういうのを解除している部分があるので,そういうふうにするような動きはないのかということでございますが,こちらのほうにつきましては,県のコロナ関係の課とかとも協議をいたしまして,現在においては,コロナのイベント制限についてというこの基準,こちらに基づいて一応実行していくということで,港まつり実行運営委員会,そちらのほうで関係者等集まって決定をいたしております。これについては,まだ見直しはなされていないということで,現時点においては現状のとおり,まだまだコロナのほう,現在徳島県内でも二桁ということで落ち着きがあるようにも思うのですが,まだまだゼロではないということで,あくまでも安全第一ということで,現状は現在の囲っての人数制限ということで考えております。 ◎ 井村委員  この地図を見ると,今までの花火のエリアそのままのエリアの中で7,000人という枠というので,もう本当に今の日本人,どこ行ってもやっぱり今でもマスクしておるし,どこ行っても消毒するし,もうそれが習慣になっている現状の中で屋外のイベントで,花火だったら触ったりすることもないだろうし,もうちょっと枠増やしてもいいかなというのがあったので聞かせていただきました。 ◎ 出口委員長  ほかにございませんか。 ◎ 井内委員  私からは県道小松島佐那河内線の歩道整備工事に関して,少し確認というか,お伺いをしたいと思うんですけども。この整備工事の関係については,今まで一般質問なり,委員会とか,いろんな方面で説明があったと思うんですけども,この工事の関係については通学路の安全対策にもつながっていきますので,地元からの強い要望がございますので,若干お伺いしたいと思いますが,今年度において,こやす認定こども園の入り口というか,角から約220メートルの測量調査を今年度にやるということをお伺いしとるんですけども,この調査あたりは既に始まっているんですか。まだ,秋から冬にかけて実施するんですか。お伺いします。 ◯ 花岡都市整備課長  今,委員さん御質問の県道小松島佐那河内線の西側,こやす認定こども園から西側の歩道整備に向けたところでございますが,そこに関しましては測量調査を今年度着手すると県から伺っておりまして,ちょっと時期につきましては今確認できておりませんので,後ほど確認してお伝えさせていただきたいと思います。 ◎ 井内委員  県の工事でございますので,市のほうで常に把握をしとかないかん問題でございますけれども,今後の予定というか,スケジュールあたりもおおよそで結構ですけども,その測量調査がきちっとまだ把握できてないのにこういう質問するのはどうかと思うんですけども,私が考えるのは,今年度において測量調査を全部終えて,次の令和5年度において用地交渉なり,設計書を作って実際の工事の予定については令和6年度ぐらいかなというふうに予想しとるんですけども,できたら市のほうから要望していただいて,今までに何回も要望していただいていると思うんですけども,半年でも1年でも早く安全対策もございますので,できるように,その辺,県のほうからは何も伺ってないんでしょうか。 ◯ 花岡都市整備課長  現在,今年度の事業予定としては測量調査を実施するということを伺っておりますが,その後の詳細な予定に関しましては,現在まだ示されていない状況ではありますが,委員さんおっしゃった早期の工事完成というようなことで,こちらからも御要望なりということでお伝えさせていただきたいと思います。 ◎ 井内委員  今お答えいただきましたように,調査の時期,あるいは令和5年度以降のスケジュール等々についても,分かればまたお伝えもしていただくし,とにもかくにも前段申し上げましたように,工事が早く実現できますように,また市のほうからも,もう1段階強い要望でお願いしたいと思います。 ◎ 出口委員長  ほかにございませんか。 ◎ 津川委員  3点お聞きいたします。まず,先ほど損害賠償の市道の穴にタイヤかな,落ちてという部分と,あと市営住宅の猫の去勢・避妊に関する件,あとステーションパークの新たな遊具の件,この3点についてお聞きいたします。  まず1点目に,損害賠償のさっきの決定についての部分では,この横須の個別の部分ではないので,所管でお聞きしようかなと思って,こちらのほうで質問させていただくんですが。すみません,前にもしかしたら聞いてたら申し訳ないんですけど,そのタイヤを市道の穴に落とし込んでパンクしたところに関する補償という部分なんですけど,これ例えば状況だったりとか,そのタイヤの状態だとか,何か補償する基準ってあるんでしょうか。 ◯ 花岡都市整備課長  今回のこの件に関しましては,1本,タイヤがパンクしたという状況で,それでこの方に関しましては,2本,タイヤを交換されておりまして,こちらといたしましては,バランスを取るために2本,交換はしておるんですが,そのパンクしたタイヤ1本分の,今回は午後6時頃,夕暮れの時期であったということで,全くその穴が確認できないような状況ではないということもあり,2分の1の相当額ということで,修理代としては1万3,000幾らなんですけども,その半額の今回6,723円を相当額として支払ったということで聞いておりまして,直接その費用負担に関しては,保険会社のほうに担当していただいておりまして,そちらのほうからは,全て市のほうが悪いのではなくて,本人も確認ができるような状況であるために,2分の1が相当であるというふうなことで今回の件は聞いております。 ◎ 津川委員
     すみません,この個別の件では全然なくて,一般論としてちょっとお聞きしとったつもりだったんですけども,ありがとうございます。一般的にですよ,例えば,そこそこ大きく深くぼこっと陥没しとるようなところに車ががたっと落ちました。そこに車が片輪,脱輪のような穴に落ちている状態で状況も保全されてて,明らかにそれは市道のそういう状態のところに落ちたなという状況だったりだとか,例えばタイヤに関しても,そのパンクしていたというところで,例えば車検に通るんだったら,溝が1.6ミリでしたかね。例えば,車検通したときは2ミリ,二,三ミリ残っておって,そのとき車検は通っておったけども,そのタイヤを今回,パンクしている状況を見たときに,溝がその車検を通らないようなミリ数になっていた,そこまでに対して支払うのかどうかという,その現場の明らかにそこで,市道でこういう状況になりましたよという状況だったりとか,そのタイヤの状況だとかという,その補償の基準,一般的なお話で,市道の穴に落ちてパンクしたんよという状況だったら,もう全てそれを信じて,タイヤの状況がシビアな状況で乗っている方もいらっしゃいますので,そこに対しても補償する基準ってあるのかなという一般的なお話でございます。お願いします。 ◎ 出口委員長  小休します。                        [休憩 午前11時02分]                        [再開 午前11時14分] ◎ 出口委員長  再開します。 ◯ 花岡都市整備課長  先ほどの津川委員さんの御質問でございますが,この損害賠償に関しましては,当事者の方が警察を呼んで,それでそのときに聞き取り等を警察のほうで事情聴取といいますか,事故証明を取っていただいて,それでその負担割合に関しましては,今回の件は先ほど申し上げましたが,全く大雨で道路の状況が確認できないようなときにそういうことがあったら,全額出る場合であるとか,結局,ケース・バイ・ケースということで,保険会社のほうにお願いをしてその負担割合を決めていただいているというような状況でございます。 ◎ 津川委員  そしたら,さっき言ったように,例えばそのタイヤの状態であったりだとか,もうそのあたりも全て状態にかかわらず保険会社さん判断ということですね。じゃ,もううなずいていただいているので,そういう御答弁ということで。  では,2つ目なんですけども,市営住宅にすみついている,大林と太郎丸とミぞ口の部分で,猫の去勢・避妊に関する手術の事業があります。これは元々どのようなスケジュールであって,現在の進捗状況がどのようなものかというところをお聞きいたします。 ◯ 藍原住宅課長  お答えさせていただきます。3月定例会議で予算を認めていただきました市営住宅内の猫の保護に関する業務につきまして,現在の状況を説明させていただきます。  市営住宅内の衛生環境の維持,また飼い主のいない猫をこれ以上増やさないことを目的に,繁殖期を迎える前,4月中旬より猫の保護等に関する業務を委託しております。現在のところ,2つの団地で合計31匹の猫を捕獲し,必要な手術を行っております。この業務の委託期間は7月29日までとなっておりますが,今のところ捕獲予定日に雨が降る,強風が吹くなど天候に恵まれておらず,また猫のほうも警戒を強めているということもあり,まだ全ての猫を捕獲し,手術することができていないため,まだ引き続き業務継続中となっております。 ◎ 津川委員  すみません,参考に2か所というのはどことどこになりますか。 ◯ 藍原住宅課長  2つの団地につきましては,ミぞ口団地と太郎丸団地となっております。 ◎ 津川委員  ありがとうございます。その捕獲する際の天気の状況だったりとか,どうしても物相手の工事とかそういうのではなくて,生き物相手になってくるので,なかなか捕獲できないとか,どうしても逃げられるとか難しい状況ではあると思うんですけども,必要な事業だと思いますので,7月末までということで,今後も引き続き,よろしくお願いします。  あともう一個,最後にステーションパーク,わんぱくコーナーにあった遊具ですね,こちらについて,たまたま昨日,小さいお子さんを子育てしているお母さん方何人かとお話しする機会がありまして,そういう話題が出ました。公園がなくて寂しいとか,遊具がちょっとなくなったという話で,あそこできるらしいよという話をしていたんですけど,どういった形の遊具ができるかというのをお聞かせください。 ◯ 花岡都市整備課長  小松島ステーションパークSL記念広場に関しましては,本年度,遊具の設置の設計委託料のほうをお認めいただいておりまして,遊具の設置等を行う予定でありますが,今遊具の新設を行うに当たって,対象年齢を6歳から12歳で当該施設のテーマであるSLをモチーフにした子育て世代をはじめ,市内外の人々に親しまれる個性的な遊具とするとともに,遊具を利用する全ての子どもが楽しく安心して遊べるインクルーシブ遊具等を設置するというふうな方向で今現在設計委託の公告中であると思いますが,そういう方針のもと,整備をしていく予定でございます。 ◎ 津川委員  対象年齢とか,SLをモチーフにしたというところの中でインクルーシブ遊具ということで,今ちょっとぱぱっと検索したら,そちらに関しては,身体障がい者さんに対応した遊具というような内容,この間,私,一般質問でユニバーサルデザインについてお話をさせてもらってたんですけど,少々このあたりの御説明ができるようであれば,お願いできますか。インクルーシブ遊具。 ◯ 花岡都市整備課長  これに関しましては,今,委員さん御紹介していただきましたように,障がいを問わず全ての子どもが楽しく遊べるというようなコンセプトのいわゆるインクルーシブ遊具を設置する予定と,まだ詳細については決まっておりませんので現時点ではちょっと申し上げられませんが,そういう予定でございます。 ◎ 出口委員長  ほかに。 ◎ 近藤委員  質問を2点お願いいたします。  まず1点は,昨年の10月に和歌山のほうで川にかかる水道管のほうが崩落をしまして,その結果,市民生活のほうに多大な影響が出たということが記憶に新しいと思います。そういう状況を考えたときに,本市も川をまたぐ水道管がありますけれども,市としてはどのような対策を打っていらっしゃるのかについてお伺いをいたします。 ◯ 橋本水道課長  昨年の10月に,先ほどおっしゃったように,和歌山市のほうで水管橋の崩落事故が起こりました。本市もそれを受けて,緊急的に職員による臨時点検を行っております。そこで,簡易的な台帳ですけども,水管橋の台帳を作成しております。現状の塗装等についてはちょっと劣化している箇所もあったんですけども,大きな異常というのは見受けられませんでした。橋梁全体の数ですけども,水管橋の。橋梁に添架している管が52本,独立の水管の管が40本ということで,今現在計92本が水管橋として,市としてある状況でございます。それを受けて,今年度,塗装の劣化がちょっと激しいというか,悪いところについての水管橋3橋について塗装工事を予定しております。現在,この工事予定箇所のところについて河川管理者と協議を今後行っていきながら進めてまいりたいと考えております。 ◎ 近藤委員  状況が分かりました。緊急に点検を行っていただいて,それで水管橋の台帳というのを作られたということで,特に大きな損傷はなかったということですが,3橋につきましては,塗装工事等を行っていただいているということで,昨年のまだ真新しい本当に目に焼きついているニュースが本市でも迅速に対応されているというふうに感じております。今後も市民の生活に多大な影響をもたらすということが予想されますので,どうか,もう水というのは本当に命と大きく関わってきますので,今後ともよろしくお願いいたします。  もう一点に関してお伺いいたします。  これに関しては,非常に危険である状態でありまして,私も以前から何回か機会を捉えまして要望をお願いしている箇所でございます。というのは,場所は市道田浦18号線なんですが,水路兼用の道路擁壁なんです。これ見ていただいたら分かりますけれども,つっぱりのようなもので崩れかけの護岸をとめているんですけれども,もう子どもさんとかがのぞき込むと,本当にいつ崩落するか分からないぐらいの危険な状態があります。折に触れ,私も伝えてまいりました。この危険箇所に関してはいち早く,人命が関わってくる可能性が高いということでお願いしてまいりましたけれども,このことに関しまして,市としてはどういうお考えをお持ちでしょうか,お教えいただきたいと思います。 ◯ 花岡都市整備課長  委員さん紹介の田浦18号線の水路の擁壁でございますが,数年前にその倒れかけておる箇所について,H鋼により応急的に今現在,支えておる状況でございまして,その箇所につきまして,まず危険箇所を再度確認いたしまして,現在農繁期でございますが,すぐにできること,それから改修なり修繕によりできることについて検討して,すぐにでも対応していきたいと考えておりますので御理解のほどをよろしくお願い申し上げます。 ◎ 近藤委員  御答弁をいただきました。一時的に応急処置でとめているという感じであるというように私のほうからも映ります。地域住民の方もそのように思っております。でも,今,御答弁の中で,すぐにでも対応をしてもらえるというような言葉をいただきましたので,今,梅雨に入っておりますけれども,いつ崩れてもおかしくないこの状況を仮止めのままで置くことのないように,どうかすぐに対応をお願いしたいというように強く要望いたします。よろしくお願いいたします。 ◎ 出口委員長  ほかに。 ◎ 池渕委員  先ほどの吉見さんの競輪の従事員の話でちょっと関係する話なんですけど,吉見さんの一般質問のときですね,ちょうど1週間前ぐらいに従事員組合に対しての清掃業務の業務委託であるという答弁があって,休憩のときに,局長さんに,そもそも前にお聞きしたのは業務委託ではないでしょうと。従事員のOBの方々,それぞれに賃金としてお一人お一人にお金を支払って源泉徴収までしていますという話になって,その事務執行のやり方はきちんと是正したほうがいいですよという話を前段階でさせていただいていました。にもかかわらず,まだこれ業務委託だという答弁があったので,それはおかしいということを言わせていただいて,その後に音沙汰が私のところに全くなかったので,今日ここで聞かせていただくんですけども,どうですか。 ◯ 尾山競輪局長  まず初めに,これまで私の回答が二転三転いたしましたことに対しまして,市議会をはじめ,市民の皆様に対しまして御不安を与えてしまう場面がありましたことを改めましておわび申し上げます。それで,今,池渕委員さんのほうから御質問があった件ですが,吉見議員さんの答弁のときにもお答えさせていただいておりますが,これはあくまで委託料ということで,この二転三転の中で私の発言に源泉徴収という言葉があったという認識は若干しています。ただ,それは現時点で行っておりませんので,そこについては改めまして修正させていただきます。 ◎ 池渕委員  現時点では行ってないということは,いつまで行っていたんですか。 ◯ 尾山競輪局長  当然……。 ◎ 池渕委員  いや,簡潔にね。いつまでとかいつまでにというふうに,それでかんまん。 ◯ 尾山競輪局長  会計年度任用職員従事員OBと分岐される以前という認識でおります。 ◎ 池渕委員  それ,いつまでというのは分かるのか。 ◯ 尾山競輪局長  令和元年末ということで。 ◎ 池渕委員  令和元年末までは従事員OBの人には源泉徴収をする形で個別一人一人に清掃業務報酬という形でお渡ししとったわけですよね。それは間違いないですか。 ◯ 尾山競輪局長  はい。 ◎ 池渕委員  令和2年度は,そうはしてないということで構いませんか。 ◯ 尾山競輪局長  今の時点で私の記憶では,令和2年からはしてないというふうに記憶しております。 ◎ 池渕委員  今の支払い方法は従事員OB1名1名に個別にお支払いをしよるのですか。 ◯ 尾山競輪局長  委託料として個別に振込をさせていただいております。 ◎ 池渕委員  物品購入委員会における業務委託とは,どうぞ。  業務委託に該当しないと思うんですけど,該当するという根拠説明願えますか。1名1名に業務委託するんだったら,1名1名の業務委託料ってずっと我々に出てこないかんはずなんですよね。それを一括して従事員OB業務委託料ってなっておるので,それだったら従事員組合に,今回だったら2,790万円ですか,お支払いをして,そうでしょ。令和2年度以降,金額は分かりませんけども,多分令和2年のときは1,000万円台だったと思うんですよ。1,000万円台のお金を業務委託料として払って,なおかつその組合員さんが法人格を持って,これ僕,労働組合と思うとるんですけど,事業活動をしよる組合とは思ってなかったので,通常尾山局長がおっしゃる答え方だったら,業務委託を従事員組合OBというのがあるのかどうか知りませんけども,従事員に委託して,そのお金が入って,業務完了報告書を競輪局はもらう。そこの組合から個々に支払われるというのが通常の業務委託の流れと思うんですけど,個別に局が一人一人に払うのは,それは報酬であって業務委託ではないというふうになると思うんです。なおさら源泉なんかしていたら,余計な話で,今までそれでやっていてそれを是正して直したわけでしょ。だから,次はどう直すんですかという話。まだ個別にずっとお支払いをするという形を取られるんですか。支払うことに対して拒んでおるわけでないんですよ,そこだけは誤解しないでくださいね。きちんとした適正な事務執行がされてないから,御指摘をさせていただきよるだけなので,御見解をお願いします。 ◯ 尾山競輪局長  委員さんがおっしゃられることは私も十分認識しておりますが,現時点においては契約書は従事員組合とこの契約をして,その中に従事員組合のほうに登録されているOBの方に個々にお支払いをしていくということで,当然,個々にお支払いしているのは業務委託料でございまして,そこら辺の出勤の調整,業務の配置,指揮監督等々については従事員組合のほうにしていただいておりますが,先ほど委員からもお話がございましたように,従事員組合は法人格はございませんので,そういったことをうちの自治団体労働組合と一緒の対策の中で,振込に対しては局のほうが代行でさせていただいているという認識ではございますが,今後どういった方向でできるかというのを研究してまいりたいというふうに考えております。 ◎ 池渕委員  適正な事務執行でないと思っておるので,適正な事務執行をしたらいかがですかと言いよるのであって,これ適正ですとおっしゃるんだったら,どこをもって適正と言うのか証明をしてほしいんですけど,不適切と思っておるんです,私は。やり方としてね。だからその説明をしてくださいますか。 ◯ 尾山競輪局長  おっしゃるように,業務委託として組織との契約をしている中で個々にお支払いしているということが適正な事務執行でないということと思いますが,我々といたしましては,これを直ちに是正するということがどういった報告ができるかということも含めまして,部内,本庁とも協議させていただきたいというふうに考えております。 ◎ 池渕委員  御指摘させていただいたのは3月なんです。3月と同じお答えを6月もおっしゃられよるので,これいつまでにやりますか。 ◯ 尾山競輪局長  時期をいつまでというのがちょっとなかなかお示しはできませんが,早急に対処させていただきたいというふうに考えております。 ◎ 池渕委員  早急に対処するということは,まずこの方法が適正でないということをまずお認めなさいな,そこからですよ,この話は。 ◯ 尾山競輪局長  競輪局といたしましては,私個人的には違和感を感じておりましたが,当然これまでの経緯も踏まえまして,組合との関係と個々への支払いの中にずれが生じたということで,そこについては私の認識が甘かったということでおわびさせていただきます。 ◎ 池渕委員  いや,従事員組合の中,OBの方なんでしょ。まず,そこをちょっとはっきりさせたいんやけど,従事員組合を退職されるわけでしょ。違うんですか。まずここを整理しませんか。 ◯ 尾山競輪局長  吉見委員さんの答弁の中にもございましたが,当然これまで従事員としておられた方ということで,従事員という業務からOBという移行が当然何らかの形であったわけなんですが,そのときに従事員組合はOBの方に毎年こういった清掃の業務がありますよということで,昔の従事員さんは名簿記載方式という登録制がございました。その流れの意向が残っておりまして,業務の申込みの募集をOBの方に組合が行っているというふうにお伺いしております。 ◎ 池渕委員  ごめんなさい,ちょっとよう分からんのやけど,従事員組合の中に清掃業務をされているOBの方というのは所属されている,されてない,どちらですか,まず。 ◯ 尾山競輪局長  従事員組合のほうには,OBの方は所属されていると私は認識しております。 ◎ 池渕委員  従事員辞めたのに,どうして従事員組合に所属できるんですか。そこがまず1点疑問なんですけど,それは大丈夫なの。
    ◎ 出口委員長  小休します。                        [休憩 午前11時38分]                        [再開 午前11時45分] ◎ 出口委員長  それでは,再開します。 ◯ 尾山競輪局長  先ほどの説明が,私がまたちょっと二転三転して申し訳ないですが,従事員OBさんと組合との関係という話の中で,当然組合が任意の団体でございますから,正式な所属があるかないかといえば,ないというふうな考えでございますが,それに関しまして,当然,支払い方であるとか,契約書の中身について池渕委員さんから御指摘ございます件に関しまして,きちんと再度契約書等々も含めまして,従事員組合とも協議させていただいて,9月定例会議で報告させていただくということで御理解いただきたいんですが,よろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員  今のを整理したら,従事員組合には所属せんというお話なんよね。確認ですけど,所属せんというお話なんよね。けど,部長,茨木産業振興部長,吉見さんの議会答弁で,当業務につきましては従事員組合と契約しとると,こう言うとるんよ。これはうそですか。 ◯ 茨木産業振興部長  当該清掃業務につきましては,競輪局と本市と従事員組合に対して業務委託をしているというような形の契約でございます。 ◎ 池渕委員  部長,さっき隣の局長が言った答弁,聞きましたか。聞いて答えよるんで,これ。さっき,局長は従事員組合にはOBは所属せんとおっしゃったんよ。それで支払いもOBの個々の人に直接的に賃金,お金を払いよると言うわけよ。これで所属せんところの従事員組合とどうやって契約するんですか,これ。 ◯ 茨木産業振興部長  この清掃業務につきましては,あくまで従事員組合との業務委託契約に基づいて業務を行って支払う。その支払い過程で従事員組合,これに対して,その中の個々の従事員のOBさんという方々に対して従事員組合がその業務をしていただいておる。そこに対して従事員組合の事務局も兼務しております競輪局のほうがそのあたり従事員組合からの指導といいますか,日数とかシフト,そのあたりの指示を受けまして,業務の支払いを補助しているというような形で理解をしております。 ◎ 池渕委員  いや,局長と部長と答弁が全く違うのやけど,どうなさるんですか。これ二重答弁だって。部長もちゃんと局長も聞いてくださいよ。従事員組合にはOBは所属せんとおっしゃったのよ。それで,現実今の支払い方もOBお一人お一人にお金を手渡しておると言よるんよな。そうでしょ,お金を手渡しておると言よるのよ。それ,従事員組合との契約違うでなと言よるんよ,私。これで分かってもらえるんかいな。これ,部長,これでも従事員組合との契約とおっしゃるのか。 ◯ 茨木産業振興部長  現在の契約ではそういった形になっております。ただ,実態として,その従事員組合が,いわゆる従事員OBに対して,それぞれの業務,勤務した日数とか時間とか,そのあたりを指示して,先ほど申しました従事員組合の事務局をしております競輪局の職員がそういった仕分をして,その方々に振込をしているという実態がございます。そういったことで,本来であれば,しっかりと業務委託契約に基づいて,従事員組合がそういった部分もするんですけれども,これまでの長い経緯もありまして,従事員組合を事務局のほうが補助といいますか,手続をしておったというような実態でございまして,きっちり今後適正に見直しを図っていくということで御理解いただけたらと思います。 ◎ 池渕委員  そういう答弁するんだったら,聞きますけど,従事員組合が管理しよるんやね。従事員組合にも支払いのお金が発生しよるということですか。 ◯ 尾山競輪局長  事務手数料としては発生しております。通信事務手数料という金額としては発生いたしております。 ◎ 池渕委員  その科目は聞いてないですよね,清掃業務の話しか今一切してないので。 ◯ 尾山競輪局長  契約書の中には,当然各開催ごとに従事員組合から従事員OBに対して出勤調整をするに当たって,当然通信費等の事務手数料として,開催ごとに1,000円を組合にお支払いしております。 ◎ 池渕委員  その契約って,あくまでも業務委託で通すんだったら,法に触れませんか。 ◯ 尾山競輪局長  おっしゃるとおり,私の答弁と先ほどの部長の答弁と契約書の中身と支払い方ということで整合性が取れてないということで,再度,支払い方,契約書の中身等々を精査して,9月定例会議にきちんとした形で再度,お示しさせていただきたいと思いますので,御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ◎ 池渕委員  業務されよる方は毎日の話なのか分からんけど,月々あるわけよね。あるわけなんですよ。だからもう早急にせんとやね,そもそも業務委託できる資格もなけりゃ,そうでしょ,そういう事業許可も取ってないわけじゃないですか。そこへ管理委託させるなんていうのはそもそもあり得ない話なのよね。だから,直接的にもう雇用するなら雇用する,OBの人に清掃をやってもらう,直接賃金払いだったら賃金払いでもええと思うんですよ,やり方は分かりませんけど。どっちのやり方が適正かも分からんけど,とにかくこの事務執行に当たって今の話は,業務委託しとる先には管理料という名目でなくて,1開催ごとに1,000円払いよるけど,実際清掃業務してもらいよるこの従事員組合に所属せんOBの人にずっと払いよると言ったら,この従事員組合の管理しよる人と従事員OBの人との,そもそも従事関係というのはないのよね。そうでしょ,1つの会社でないんだから。そこらあたりも含めて,きちっと,9月と言わずして,こういうふうな形で直していきますなんてことは,すぐ考えれば答えは出るはずなので,そこはしっかりとしていただきたいと思います。終わります。 ◎ 出口委員長  ほかに。 ◎ 近藤委員  市民の方からの声で,オリンピック以降,スケートボードに大変興味を持っているというような声を聞いて楽しんで滑る練習をしているというような声もお聞きします。その中で練習をしおかぜ公園の奥にあるところでしているんだけれども,整備の状況があまりよくないということで,以前お願いしましたら,県が所有しているということでありましたので,そこのところについて,あそこはすごい滑りにくいからついつい道路のほうに出ていこう,出ていこうとしてしまうというような声なんですが,これに関してどのようにお考えでしょうか,お伺いいたします。 ◯ 花岡都市整備課長  委員さん御指摘のしおかぜ公園に関しましては,施設自身は県施設で,管理のほうを市のほうが行っておるというようなところでございまして,今,御指摘の点,県のほうに整備ができるのかどうかというふうなところも協議をしていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 近藤委員  県のほうにこの整備の状態等,要望のほう,よろしくお願いしたいと思います。それに引き続きですが,この間の議員全員協議会での説明の中で,ファイルナンバー211で競輪施設整備イメージパースというものを送っていただきましたものには,スケートボードができそうな空間が写っております。スポーツパークというように呼ばれていたと思いますけれども,これ,私は市民の方には見せてもいませんので,これを見たときに,こちらにこういう空間ができるのかなというように思ったんですが,そのあたりもイメージでありますから,どのようなお考えなのかをお教えいただきたいと思います。 ◯ 尾山競輪局長  先般お示しさせていただいたイメージパースに関しまして,スポーツパークのレイアウト等々が描かれておりますが,あくまで今イメージパースに書かれている施設等々に関しましては確定したものではないと,広く市民のニーズに添えるような形で,当然時代の変遷によって求められるものも変わってくる可能性もございますので,現時点では確定したものではないということで御理解賜りますようよろしくお願いいたします。 ◎ 近藤委員  分かりました。これに関してはあくまでもイメージということで,決定ではないということで,広く市民の方の声を今後聞いていただけたらありがたいなというふうに思います。スポーツの楽しさ,それを知ってもらうことは本当に大事なことであると思いますので,こういう声を届けてくれる方はとても本当に目がきらきらしていて,新しいスポーツをすることの楽しさというのを話してくださいます。どうかよろしくお願いいたしたいところであります。広く御要望のほう,お聞きください。 ◎ 出口委員長  ほかにございますか。  それでは,午後1時まで休憩します。                        [休憩 午前11時59分]                        [再開 午後 1時00分] ◎ 出口委員長  再開します。 ◎ 井内委員  私からは,放棄田の関係について少しお伺いをしたいと思いますが,この放棄田についてはもちろん畑も含めた放棄田でございまして,毎年9月頃であったと思うんですけども,各地区の農地委員さんが市内全域を調査して,今後どうするのかという対応を協議されていると思うんですけども,放棄田が減っていくのであればいいのですが,私が見る限り,逆に増えているというふうな傾向にあるように思うんですけども,地区だけでなしに,市全体の状況はどうなんですか,増えとるのですか,減っとるのですか,まずお伺いしたいと思います。 ◯ 横山農業委員会事務局長  お答えいたします。令和3年度の遊休農地につきましては,市内全域で24.6ヘクタールであり,昨年が28.1ヘクタールであったことから,3.5ヘクタールが解消されたことになっております。しかし,これは和田島地区での農地整備事業が令和3年度に採択されたことで,この地区における解消面積が計上されたことでの実績となっていることから,市全域では御指摘のとおり,遊休農地の解消には至っていない状況でございます。 ◎ 井内委員  今説明のありましたとおり,市全体ではそういう状況であって,現状より気持ち増えとるのではないかというふうに私,感じておりますが,私の田浦地区においても,そういう放棄田が何か所かあって,対応方について地元の農地委員さんあたりと協議しながら今後の対応についてお願いしているんですけども,その点についていろいろ御苦労かけておりますけれども,なかなかこれが一向に前へ進んでいかないというふうな状況でもあります。放棄田の中には,皆さん方も御承知のように,木が生い茂って,逆に森林のような形になって,もちろん下には草も繁茂して非常に悪い環境となっております。これまでにも,多分土地の所有者には通知したり,直接会える人については直接会って対応方,どうにかできんかということで農地委員さんも御苦労されていると思うんですけども,そういう森林のような状態のところについては,取りあえず地域の住民,付近の住民も含めて,繁茂している雑草はもとよりですけども,その大木だけでもどないか伐採できないかということを常にお聞きしております。大木になりますと,その大木の木に花が咲いて,綿帽子のような花が散って,季節によっては洗濯物,布団,いろんな箇所に悪影響を与えるし,カラスは一日中かあかあ鳴くわ,これはカラスでなくてコウノトリが巣を作ってくれたらいいのになというふうな話もしとるんですけれども。もちろん虫も湧くし,草が繁茂している状態も,これも季節によってはやっぱり火災の危険性も伴ってきますので,先ほど申し上げましたように,せめて大木でも倒して風通しが少しでもよいほうに向くような対策ができないものかということでお答えを少しいただきたいと思うんですが。 ◯ 横山農業委員会事務局長  おっしゃるような放棄農地はやはり土地の形状とか用排水が悪いところが原因となっているケースが多くあると思われます。その原因を解消するためには,土地改良といった基盤整備が必要ではないかと考えております。そのことからも,そういった農地については,今後基盤整備事業を地元や県や市と進めていくことで解消できればと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 ◎ 井内委員  その基盤整備事業等についてある程度やっぱり農地もまとまらなできんと思うので,中にはそういう森林のような状態の田があっては非常にやりにくいと思うので。例えば地区によっては20,25あれば,毎年1つでも2つでもいいから,少なくしていくような方策を考えていただきたいと思うんですが,どうでしょうか。 ◯ 篠村農林水産課長  委員お尋ねの農地の改良といいますか,農地の復旧につきましては国,県の事業でそういった農地の復旧に関する事業メニューがあるかないかまず精査いたしまして,利用できるような事業メニューがあれば,それらを利用いたしまして農地の耕作放棄地の復旧に努めてまいりたいと考えておりますので御理解賜りますようお願いいたします。 ◎ 井内委員  農業委員会が中心になって,農地委員さんあたりと地区の状況も常に把握して,これも何回も言いますが,1つでも2つでも毎年少なくしていきませんか,要望して終わります。 ◎ 出口委員長  ほかに。 ◎ 井村委員  関連,ちょうど井内委員さんがおっしゃってくれたので,関連してその耕作放棄地のことでお聞きしたいんですけど。今言よったように,圃場整備するところは多分解消されるだろうと思うんですけど,一番に担い手さんを育てなかったら,耕作放棄地は減らんと思います。あと5年,10年したら多分もっと増えとると思います。その圃場してくれているところは多分担い手さん,見てくれる人もおるだろうけど,でないところもたくさんあって,今言われるように耕作放棄地になっとるんですけど。以前,そこでもいいわ,見てあげるわと言うたら,1年,2年の耕作放棄地だったら,そういうふうに田にも返るだろうけど,今言うように,雑木林になっとるようなところはなかなかもう田に戻らないというのが現状なんですよね。その何年か前はそこを何か重機雇えるぐらいの補助金があって,和田島も田んぼ2枚か,3枚,その補助金もらってやったようなことがあって,最近また今計画しておる圃場以外のところでもしようかと言うけど,その補助メニューがなくなったと聞いたんですけど,やっぱりそういう補助メニューは以前はあったけど,今はないというのはちょっと把握されていますか。私もちょっと分からんので,分かる範囲で教えてください。 ◯ 茨木産業振興部長  かつてそういった木々が繁茂して,そういう抜根が必要な耕作放棄地の解消策としまして,耕作放棄地解消対策事業というのが国のメニューでございました。現在,国のほうでは,農地中間管理機構がそういった農地を一旦借り受けまして,そして整備をして,そして新たに地域の担い手に貸すというような事業ができております。ただ,そのあたりについても,いろいろ条件といいますか,要件もございまして,そのあたりでそこの対象農地がどういうふうな形になるのかあたり,詳細またこれから対応なり,見ていかなければいけないというふうに思っておりますが,かつてはそういう事業メニューもございましたので,地域の担い手の方にその事業に加わっていただいて,そういったかなり木が繁茂してるようなところを抜根して,解消しながら今も耕作を続けていただいておるというような形で進めた経緯がございます。ですから,今後,中間管理機構の部分でどこまでできるか,どういった対策ができるかあたりは詳細,また担当課で取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ◎ 井村委員  もう恐らく手軽に使えるメニューがあったら,今,井内委員さん言われるように,1個ずつでも2つでも解消できると思うんです。以前やったのを見よったら,ブルドーザーが入って,バックホーが入って,土地,天地返ししてって,それは個人でほなしようかってなかなかならんような大きい仕事でなかったら,そういう雑木林になっておるのは田には戻らんというのを見てたら,それはなかなか大変やな,そこまでしてという部分はあったんやけど,実際そこでするという方がおいでて今もしてくれていますけど,多分手軽に使えるメニューでそうやってやっていかなんだら解消できんと思います。ただ,それ以上に担い手をつくらなんだら,もっと違うところで増えてくるんだろうなって予想します。 ◎ 出口委員長  ほかにございませんか。                         (「なし」と言う者あり) ◎ 出口委員長  それでは,ないようでございますので,これより以降は委員により協議を行いますので,ただいまから市長の御挨拶を受けまして,その後に行政当局には御退席していただきます。御了承ください。 ◯ 中山市長  委員各位におかれましては,本日は本委員会に付託されました議案につきまして,原案どおりお認めいただきまして誠にありがとございます。また,委員各位からは貴重な御意見,御提言をいただいいたところでありまして,いただいた御意見等はしっかりと市政運営に反映してまいりたいと思います。大変お世話になりました。ありがとうございました。 ◎ 出口委員長  小休いたします。                        [休憩 午後 1時12分]                        [再開 午後 1時13分]  -委員間協議から委員長閉会宣告まで省略-                        [閉会 午後 1時26分] Copyright (C) 2005 Komatsushima City Assembly, All Rights Reserved....